いろいろなことに挑戦できる環境がエンジニアとしての幅を広げてくれる

新卒で当社へ入社した第1開発グループ所属の寺田はるかさん。入社当時は最年少でしたが、今では後輩の指導をする頼れる先輩となっています。入社4年目となる今年、現在取り組んでいる案件やこれから挑戦してみたいことを伺いました。

社員インタビュー #005

違う業務に取り掛かるときは、うまく切り替えて集中する

――寺田さんはシステム開発部に所属されていますが、いまはどのような案件に関わっているのでしょうか。

寺田:お客様との打ち合わせや案件の調整などをしています。最近は、AWSの環境構築も手伝う機会が増えてきました。各機能の要望を受けて画面のワイヤー(レイアウト)を提出したり、スケジュールを組んだりもしています。また、一からシステムを作るのではなく、機能を追加したり、性能を向上させたり、いろいろと手を加えて、システムを良くする作業を行っています。

――4年目となり、社内でも大事な仕事を任せられるポジションに就いていますが、日常業務で大変なことはありますか。

寺田:そうですね、分野も違う仕事がいろいろと入るので、その都度、頭を切り替えて対応するのが大変ですね。
システムの修正作業をしている時に、そのシステムとは違うシステムの問い合わせが入って対応したり、新入社員の指導や、別の案件の打ち合わせなど、一日の中でもテーマの違う業務に取り組むことが多いので、うまく切り替えて集中するように心掛けています。

――責任のある業務も増えてきますね。

寺田:以前は関われなかった開発にも参加させてもらえるようになりましたし、上流工程も近くで見れるようになりました。まだまだ技術的な勉強は必要ですが、責任のある大事な仕事も任せてもらえるのは、エンジニアとしての幅も広がりますし、いろいろなことにチャレンジさせてくれる会社に入って良かったと思っています。

――少し難易度が高くても挑戦できる場があると、やりがいも出てきますね。

寺田:周りの助けも借りながらですが、1つのことが完成した時の喜びは大きいです。入社当時は最年少でしたが、いまは自分より年下の後輩もいますし、自分も後輩を助けてあげられる先輩になれるように、さまざまな案件に挑戦していきたいと思っています。

――研修生も指導する立場になっていますが、指導する時に何か気を付けていることはありますか。

寺田:気を付けているのは、「説明が分かりづらくなっていないか」ですね。自分がすでに理解している範囲だと、説明を省いていないかは、気にしながら教えています。また、研修生はどうしても社内の先輩に遠慮してしまうので、普段からよく話をして、コミュニケーションは取るようにしています。

――入社したばかりだと、誰でも慣れるまでに時間はかかりますし、先輩の方から話しかけてくれると、助かることは多いですね。

寺田:私も新入社員の時は、どこが分からないのかが分からなくなってしまうんです。自分で分からない部分が説明できないので、どんどん質問しにくくなったり、回答だけもらっても、根本的には理解していないので、またすぐにつまずいてしまいます。
ですから、手が止まっているなと思ったら、こちらから様子を伺って、全体の流れを理解しているかを確認してから、一つひとつ紐解いて、進めるようにしています。

――全体像が分かると自分がどの部分をやっているのかが分かり、理解もしやすいですね。

寺田:そう思っています。もう一つは、相手に緊張感を感じさせないようにしています。いい距離感を保って、リラックスできるような信頼関係を作っていこうと思いながら、接しています。
私自身も入社時にOJTに就いてくれた方が、「何でも聞いてね」と、いつでも質問できる環境を作ってくれたので、大きな助けになりました。今度は私がサポートしていけるようになりたいと思っていますし、教えることで、私自身の成長にもなります。

全体を把握して、お客様のニーズに応えられるエンジニアになりたい

――目まぐるしい日々を過ごしているようですが、エンジニアとして基本的にどのような1日を過ごされているんですか?

寺田:そうですね、10時から業務を始めて19時頃には退社しますが、平日の動きはこんな感じです。

★エンジニア寺田さんの一日★
10時:業務開始。メールとSNS、共有事項を確認。
   朝会でグループ内の進捗と当日の業務内容を確認。
11時:リリース作業、システム開発など、案件に合わせて作業を進める
12時:ランチ
13時:客先対応、引継ぎ案件など、納期に合わせて作業を進める。
   PCの画面からほぼ離れません。
16時:ちょっと一息。気分転換にはコーヒーが一番!
18時:定時までのラストスパート!
   今日中に終わらせておくこと、明日の業務などを整理。
19時:帰宅 残業はあっても1時間ぐらい

――新型コロナウイルスの影響で、リモートワーク、時差通勤などを導入することになり、1日の過ごし方も変わってきたかと思いますが、実際やってみていかがですか?

寺田:4~5月中はリモートワークをしていました。緊急事態宣言解除後は、時差通勤、時短勤務も利用しています。今までは会社に来て仕事をするのが当たり前でしたが、実際リモートをやってみると、いいなと思うことが多かったです。
例えば、通勤時間がなくなったのは、とても良かったです。満員電車に乗ることもなく、往復に使っていた時間も別のことに使えます。
また、自宅だと雑音もなく、自分の好きな空間で仕事ができるので、集中して業務にあたれました。自炊する時間もできたので、お昼も節約できましたし、健康的な毎日が送れたと思います。
今も時差通勤を利用して通勤していますが、電車の込み具合は違うので、こういった制度はありがたいですね。

肌身離さずいつも持ってるAirPods。通勤時間や、休憩時間中に使用している。

――7月からはしばらく常駐の予定ですが、不安はないですか。

寺田:ほかのメンバーも一緒なので、不安はないです。違う会社の仕事は、いい経験になると思います。

――エンジニアとして挑戦してみたいことや、こんな開発をしてみたいなど、興味を持っている仕事はありますか?

寺田:安心して案件を任せてもらえるエンジニアになりたいです。お客様と話し合いながら、スケジュールを調整するなど、全体の作業を把握して、先方のニーズに応えられる提案をしたいと思っています。

お客様との打ち合わせによく同席させてもらいますが、その場ではなかなか発言できません。1人で常駐している方は、そういったコミュニケーションも出来ている人たちなので、私もお客様の意見を尊重しながら、自分の意見を伝えられるようになりたいです。
特に、技術面でのやり取りをスムーズにして、お客様に納得していただける提案ができるエンジニアになることは目標のひとつです。

言語はずっとJavaなどをやってきたので、Pythonなど他の言語の開発にも積極的に挑戦してみたいです。また、管理画面の開発は、ウォーターフォール型の進行が多く、一部分しか関われないので、アヴァントのエンジニアとして、全体の進行にも関わっていける技術を身に着けたいと思っています。

――勉強熱心ですね!

寺田:何事もそうですが、バランスよく対応できる人になりたいです。同時に、これといった強みもないので、自分の強みや得意分野も見つけて、自分の自信にも繋げていきたいと思います。

ああああ

◆プロフィール
寺田はるか システム開発部 第1開発グループ所属
桜美林大学卒後、2016年入社。父親がIT企業に勤めていたこともあり、システム業界に興味を持ち、エンジニアの道を目指す。チームではサブリーダーとして、新人の指導をはじめ、第1開発グループの中心的な役割を果たす。