当社は、4月8日から新型コロナウイルス感染拡大予防のため、一部社員を除き、業務をリモートワークへ移行いたしました。それから約2カ月が経ち、働き方の価値観や意識も変化していきました。今回は、当社代表に、リモートワークへの移行や業務再開に伴う新しい働き方についてお話を伺いました。
「withコロナ」。感染予防と業務再開のバランスを保ち乗り越えていく
緊急事態宣言解除に伴い、当社は6月1日より通常業務を再開いたします。しかしながら、新型コロナウイルスの感染リスクがゼロになったわけではありません。
業務再開にあたり、当社では一部社員を除き、リモートワークの継続、時差通勤、時短勤務を当面の間実施いたします。また、新しい生活様式を取り入れた新型コロナウイルス感染予防ガイドラインを策定し、社内での感染予防をさらに強化していきます。
今回の新型コロナウイルスという未知のウイルスが相手では、誰も先の予測ができません。昨日までの常識だったことも、明日には変わってしまうこともあります。
不確実な要素が大きいですが、変化を受け入れ、環境に順応していくことが、新しい未来、働きやすい社会を創っていくことに繋がります。
当社も、変化に合わせ、物事に柔軟に対応し、より良い選択をしていく方針です。
「withコロナ」と言われているように、感染予防対策と業務活動のバランスを取りながら、この危機を一丸となって乗り越えてまいります。
新しい生活様式に不可欠なのは、変化への対応と本当の働き方改革
これからの私たちの日常は、新しい生活様式を受け入れても、誰もがリスクを残した状態で生活していくことになります。ですから、当面はそのリスクを少しでも減らす努力をするしかありません。
当社でも、緊急事態宣言中は、リモートワークに切り替え業務を継続しました。スタート時は、若手社員が多い当社で、自宅で一人きりで作業をさせることに、正直不安がありました。
しかしながら、この約2カ月間、生産性を落とすことなく、それぞれがしっかりと業務に取り組んでくれたことは、大きな収穫でした。緊急事態宣言は解除され、東京はSTEP2へ移行していきますが、本当の意味での働き方改革に取り組むため、当社は、
・リモートワークの継続
・時差通勤の実施
・業務時間の短縮
を実験的に行ってまります。
それぞれがチームリーダーや上司と話し合いながら働き方や勤務時間帯を選べることになります。それが、社員にとって良い制度であり、業務の生産性も落ちないのであれば、恒久的な制度にしていく考えもあります。コロナをきっかけに働き方改革も、さらに先へ進めたいと思います。
よりフラットで横に繋がる組織へ進化するきっかけにする
このような働き方を制度化するためには、社員ひとり1人の責任感、自己管理能力、自立が不可欠です。全員がビジネスパーソンとして自立してくれれば、会社と社員の関係も、新しい時代に合った関係性へと進化していけます。
これからの会社は、社員が自立的に働くための共有の「プラットフォーム」になり、縦割りやピラミッド型の組織は、フラットで横の連携で成り立つ、よりフェアな組織に変わっていくと思います。
このコロナ危機を単なる自粛の時で終えるのか。それとも次のステップへ進化するきっかけとするかは、会社も個人も、自分の動き次第です。
当社は、これまでも、事業のレベルや時代に合わせて、会社の制度や組織体系をどんどん変えてきました。しかし、今年はより一層、変化していく覚悟です。
アヴァントはこれからも社員とともに、一歩先の未来へ向かってまいります。
アヴァント株式会社
代表取締役 鈴木 将親